
さくら
新品種として平成6年に確認
「ツキハシキクザクラ」の紹介 |
 |
 |
 |
平成6年に金沢大学(金沢市)の木村久吉助教授により、当町神社境内に花びらの多い事で知られる
菊桜が、新品種として発見し確認されました。
槻橋神社境内参堂脇と本殿裏の傾斜地に樹が自生しています。
確認した木村久吉助教授は同神社の名前を取って、「ツキハシキクザクラ」(仮称)と平成6年4月に命
名されました。
|
菊桜の特徴
菊桜は、花弁の枚数が普通の桜の場合、多くて20〜30枚どまりなのに対して50〜250枚あり、花の
形状が菊の花に似ていることから菊桜と名づけられています。
槻橋神社の菊桜の特徴
◇菊咲きの桜としては珍しく果実を付ける。
◇果実の色も桜の仲間ではめったに見れない褐色である。
◇菊咲きの桜としては花葉、おしべ、めしべ、花弁を合わせた数が170枚から200枚と少ない。
◇菊咲きの桜としては穴水町のライコウジキクザクラと並んで赤みがかった花を咲かせる。
全国で18種程度しか確認されておらず、このうち石川県内では昭和45年に枯死した兼六園菊桜、阿岸
小菊桜、火打谷菊桜のほか、穴水町の来迎寺菊桜、羽咋市の気多の白菊桜、志雄町の菊桜が含まれ
ており、昭和36年、37年に相次いで見つかり、石川県の天然記念物に同時指定されています。 |


|